平塚赤城神社本殿|お川入れの神事がある新田氏ゆかりのパワースポット【伊勢崎市境】
群馬県内には赤城の名前がつく神社がいくつかありますが、今回は伊勢崎市にある平塚赤城神社。新田氏ゆかりの歴史ある神社ですよ。
由緒創建
遡ること鎌倉時代、新田氏の家臣渋沢氏が南朝を終われ、新田一族と一緒に利根郡の山奥に隠居。
その後南朝と北朝が和解して南北朝が統一されたため、渋沢氏が京都に戻ることになり、その際に大洞赤城神社を祈念。
この際に現在の伊勢崎市境に勧請したことが平塚赤城神社の始まりと言われています。
1408年室町時代に入ると、足利満兼が土地を進呈し赤城神社を厚く崇拝した新田岩松の中黒紋が社紋として使われるようになったよ言われています。
1569年には社殿を渋沢氏が増築とともに翌年には御神体の本地虚空蔵菩薩が祀られました。
御祭神・ご利益について
平塚赤城神社は大洞赤城を勧請、氏神赤城大明神にちなんで心身健康、病気平癒、家内安全、また御神体の本地虚空蔵菩薩には知恵授けなどのご利益も祈願できます。
神事や彫刻も有名
平塚赤城神社といえば毎年7月7日に行われるお川入れという神事が有名です。御神体を利根川の水で洗い清めるというもの。その後切り餅ときゅうりを流し、それを氏子が拾い無病息災を願ったのだそう。
200年以上続く伝統的な神事です。
また本殿などにみられる彫刻は、名工弥勒寺音次郎とその息子音八によるもの。茨城県笠間稲荷神社本殿を作る際に関わった名工の作品が施されています。
境内参拝
境内の前に大きな駐車場があるので、ここからアクセスします。
鳥居をくぐると右手に手水、左手に神社の案内板があります。
正面に拝殿・本殿があるので参道を進み参拝します。
厳かな雰囲気漂う拝殿。
拝殿を横から眺める。
境内には境内社も鎮座します。
境内には石像も沢山並びます。
拝殿裏手にある石像。
拝殿の左側に位置する境内社。
裏手にも参道と鳥居があります。
神社のお隣には幼稚園が、周辺には畑が広がる長閑なパワースポットです。
授与物・御朱印
本殿左手には社務所があり、こちらで御朱印を賜われるよう。
今回は時間が合わなかったので、いただくことはできませんでしたが、ぜひ頂いてみてくださいね!
社務所に電話して、事前に時間を確認しておくといいでしょう。
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基本情報
拝観料:無料
住所:群馬県伊勢崎市境平塚1206-2
電話:0270-74-0717(社務所)
駐車場:あり(無料・約5台)
アクセス:
車 北関東自動車道太田藪塚ICより約25分
電車 東武伊勢崎線世良田駅より徒歩約35分
伊勢崎市HP:https://www.city.isesaki.lg.jp/soshiki/kyoikubu/hogo/bunkazaihogo/shitei/kenchiku/2982.html
伊勢崎市周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_102040000/
伊勢崎市で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Isesaki
まとめ
伊勢崎市境に鎮座する平塚赤城神社をご紹介しました。
その歴史は古く、創建は鎌倉時代にまで遡ります。大洞赤城神社に由来をもち、新田氏にもゆかりのある神社。本殿には立派な彫刻も施され見応え抜群。
のどかな景色の中のんびり参拝できるオススメのパワースポットです。
※情報は掲載当時のものです