新町二大銘菓の一つとみや「たいこ焼」人気の秘訣はほどよい甘さ
群馬県高崎市新町にあるとみや菓子店では、地元の人から愛され続ける「たいこ焼」という焼き菓子を作り続けています。
連日多くの人々が買い求め、地元の人々からはハラダのラスクと並ぶ新町二大銘菓の一つとして親しまれています。
老舗菓子店の銘菓「たいこ焼」とはどんなものなのかご紹介しましょう。
老舗とみや菓子店
JR新町駅前の商店街にお店を構えるとみや菓子店。昭和20年頃に創業を開始した老舗のお菓子店です。
昭和40年頃までは、とみや菓子店周辺にたいこ焼のようなふかしたお菓子を売る屋台があったのだそう。蒸す時になる音からピーパンとも呼ばれていました。
現在たいこ焼はとみやだけで販売されています。
2016年に、以前の店舗からほど近いところに移転オープンし、変わらぬ味とお値段を守り続けています。
地域の人から親しまれ、平日の昼間でも行列ができることも。
たいこ焼とは
見た目が太鼓の形に似ていることからその名前が付いた「たいこ焼」。
その人気は口コミで広がり、伊勢崎や前橋など県内各地から足を運ぶ人もいるのだそうです。
大判焼きに似ていますが、実は小ぶり。直径およそ5cm、厚さ2cm程の大きさなのでいくつでも食べられそうです。
製法、材料にもこだわっています
たいこ焼に使われるあずき、うぐいす餡(あん)は自家製。
北海道産の質の高い小豆を使っています。この小豆に砂糖と塩を入れて3時間以上焚き上げます。
一度に出来上がる餡は30キロにも及ぶそうです。
こうして作られたホカホカあつあつの餡を、小麦粉、水あめ、砂糖を溶かし入れた生地の中に入れ、たいこ焼を作っていきます。
たいこ焼の種類
たいこ焼は3種類。昔ながらのあずき、うぐいす。また、子どもから大人までみんな大好きなクリームの3種類。
こだわりの餡が入ったうぐいすとあんこは昔ながらの味わい。そしてクリームは誰からも愛される味です。
これがとみやのたいこ焼!
ご覧ください、これが新町名物たいこ焼です。
店内奥の方でたくさん焼かれています。
大判焼きよりも二回りほど小さく、おやつにぴったりのかわいらしい大きさです。
ちょうど期間限定のチョコレートが販売されていたので、クリーム、チョコ、あんこ、うぐいすの4種類すべて購入してみました。
購入したては、熱々ほくほくのたいこ焼が食べられます。
家に持って帰って食べると、生地に使われている小麦の風味と中の餡やクリームの味わいがダイレクトに伝わってきます。おいしい!
あずき、うぐいすは甘さ控えめで、洗練された小豆の味わいが口の中に広がります。
またクリームは懐かしい味!チョコレートは甘くてほっこりする味わいでした。
店内をご紹介します
新町ひなまつり開催期間中にお邪魔したので、お雛様も展示されていました。
店内は広々としており、休憩スペースもあります。
テイクアウトで購入した太鼓焼きをここでいただくことができますよ。
太陽の光がさんさんと注ぐ明るい店内には、お客さんが途切れることなく入ってきます。
また、とみやではたいこ焼とともにお菓子も販売しています。
とみや菓子店店舗情報、営業時間
営業時間:9:00~18:30(売り切れ次第終了)
定休日:月曜日、第3火曜日
住所:群馬県高崎市新町2719-4
電話:0274-42-1428
アクセス:JR高崎線高崎駅より徒歩5分
駐車場:あり
新町二大銘菓の一つとみや「たいこ焼」人気の秘訣はほどよい甘さまとめ
平日の昼間でも客足が途絶えない「とみや菓子店のたいこ焼」いかがでしたか?
大判焼きよりも小さめで、お使い物にもぴったりです。貰って喜ばれる顔が想像できますね。
今から半世紀以上も前に誕生。
そのこだわりの味を守り抜き、今では新町の名物となっています。ぜひ味わってみてくださいね!
※情報は取材当時のものです
あんこのコックリとした風味と優しい甘さが絶妙の非常においしい太鼓焼きです。冷たく冷やしてもトースターで少し焼いてもイケます。お茶はもちろん珈琲にも合います。値段も手頃、余計なものが入っていない、子供たちに是非食べてほしい名店の味!!
とにかく小豆あんが悶絶する程おいしい。