群馬が生んだNo.1駅弁「峠の釜めし」持ち帰るならおぎのやで買おう!
1885年、信越本線横川駅にて駅弁の販売を開始した「おぎのや」。
歴史深い駅弁「峠の釜めし」として全国にもファンが多く、根強い人気は健在!今回は群馬が生んだ№1の駅弁「峠の釜めし」をご紹介します。
「おぎのや 峠の釜めし」発祥地へ!
現在は、信越本線横川―軽井沢間は廃線となり、終着駅となった横川駅。
当時の横川駅は、碓氷峠を越えるために電気機関車の付け替え作業を行っていました。
そのため、他の駅に比べて待ち時間が長かったそうです。
当時、駅のホームでお弁当として売り出していたのは、おむすびや幕の内弁当などシンプルなものでした。
今から約60年前、おぎのやの4代目社長故・高見澤みねじ氏が、駅のホームで旅行者一人ひとりの声を聞き、「あたたかくて家庭的な楽しいお弁当」を開発。
1958年、益子焼の土釜に入った駅弁「峠の釜めし」が誕生しました。
当時は斬新な土釜の駅弁として有名雑誌に取り上げられ、一躍人気の駅弁に。
その後、TVドラマ「釜めし夫婦」のモデルにもなり、知名度は一気に全国区になりました。
横川駅前には「峠の釜めし」の本店があります。
本店のメニューは「峠の釜めし」だけではありません。もりそば・うどん(480円)、かき揚げそば・うどん(630円)、かつ丼(900円)などのメニューもあります。
でもここまで来たら名物の「峠の釜めし」(1,000円)を食べずにはいられません!
本店と合わせてこちらもオススメ
⇒ レンガ造りのアーチが美しい 安中市「めがね橋」へ行ってみよう!
駅弁の常識を覆した「峠の釜めし」を実食!
手に取るとあたたかな土釜に、気持ちもほっこりします。
お弁当をあたたかいまま食べられるのはうれしいですね。
土釜の駅弁にワクワクが止まりません。
立ち込める香ばしい香りに、食欲も増してきます。
色とりどりの具材がふんだんに詰められています。
鶏肉・うずらの卵・あんず・ごぼう・しいたけ・栗・たけのこ・グリンピース・紅生姜と、見た目にも食欲がそそられます。
付け合わせの「香の物」。
ケースが土釜の形をしているこだわりよう!
利尻昆布と秘伝のタレで炊き上げたご飯。
食べ終わった後の空釜はお持ち帰りすることができます。
この空釜を使用してご飯を炊いたり、鍋焼きうどんを作ったりと、活用法はさまざま!
この空釜を使ったオリジナルメニューを考案してみるのも面白いかも?
人気のドライブインはおすすめの立ち寄りスポット!
国道18号線沿い、碓氷峠の入り口に位置するドライブイン「横川店」は、2007年にリニューアルしました。
広々とした店内にはフードコートやお土産も充実しています。
店内で販売されている「峠の釜めし」。
ドライブがてらに立ち寄る観光客も多いそう。
ドライブインには土釜の撮影スポットが設置されています。
土釜を囲んでの記念撮影はいかがでしょうか?
まとめ
銀座にある銀座SIXにも店舗をオープンしました。
今後は世界中から訪れる人々に、日本の食文化として「峠の釜めし」が親しまれていくのかもしれません。
ぜひ、その「峠の釜めし」発祥の地である安中市で、その味を楽しんでみてください!
近隣には「鉄道文化むら」や「めがね橋」など、観光スポットも多数ありますよ。
「おぎのや 本店」
住所:〒379-0301
群馬県安中市松井田町横川399
TEL:027-395-2311
営業時間:平日 10:00~16:00
土日祝日 9:00~16:00
季節により変動あり
アクセス:上信越自動車道
松井田妙義インターより車で5分
おぎのや横川店
住所:〒379-0301
群馬県安中市松井田町横川297-1
TEL:027-395-2431
営業時間:9:00~18:00 季節により変動あり
アクセス:上信越自動車道
松井田妙義インターより車で5分