藤岡市鬼石地区の地酒が美味しい!巌(いわお)や鬼面山は今が飲みごろ
自然あふれる群馬県藤岡市はきれいな水が豊富な土地。
おいしい日本酒を造るにはとても適している場所なのです。
特に鬼石地区にはおいしい地酒がたくさんあります。
藤岡市鬼石地区の地酒を販売するいわさき酒店
こちらのいわさき酒店さんはたくさんの鬼石自慢のお酒を取り扱っているお店です。
住所:群馬県藤岡市鬼石504-3
TEL:0274-52-2138
ホームページ(http://www2.wind.ne.jp/sake-iwa/)では随時季節のお酒を紹介しているので、旬の美味しいお酒が味わえます。
群馬県内はもちろん、他県のお酒も取り扱っていますよ!
店内に入ると種類豊富な日本酒が並びます。
赤城山や船尾瀧、谷川岳などの群馬の名称にちなんだお酒から誉国光や大盃など、このサイトでも紹介したことのある名酒が並んでいます。
種類や品ぞろえも豊富、さて一体鬼石周辺のオススメの日本酒はどれなのでしょうか?
ということで店主さんに聞いてみたところ、この二種類をセレクトしてくれました!
巌(いわお)
享保14年創業、群馬県藤岡市の高井株式会社で製造されている日本酒です。
巌の名前は大山巌元師が由来となっています。
昭和62年から現地に新築され、藤岡の綺麗な水を使用したお酒です。
晩酌で毎晩飲んでも飽きないように作られた巌は純米吟醸の清酒。
一口飲むとコク深い味わいが口の中に広がり、しっかりとした日本酒の風味が味わえます。
アルコール分は16度以上17度未満、精米歩合はこうじ米50%、掛米55%、原料米は山田錦25%、五百万石74%使用しています。
ろ過を必要最小限に抑えているので、白い沈殿物が浮くこともありますがお米本来の成分なので特に問題はありません。
常温か冷酒で飲むのがオススメです。
常温で飲んでも美味しいのですが、冷やすとさらにのど越しがよくなります。
すっきり飲めてどんな食べ物にも合う巌は晩酌に最適です!
藤岡市では、こちらもオススメです。
⇒ 食べてびっくり!甘さとしょっぱさの絶妙なハーモニーの藤岡名物「たまごまんじゅう」とは
巌を製造する高井株式会社
所在地:群馬県藤岡市鮎川138
電話:0274-24-0011
鬼面山
鬼石で1年中楽しめる地酒のひとつが鬼面山です。
鬼石の美味しいお酒ということですが、ラベルを見ると埼玉県大里郡寄居町の藤崎摠兵衛商店で製造されています。
なぜ鬼石のお酒なのか?!そこには壮大な歴史があったのです!
鬼面山を造る藤崎摠兵衛商店は13代続く名門酒造。
創業者の宗兵衛光重は江戸時代に滋賀県で誕生しましたが、商人として滋賀から信州や上州などを歩いていました。
そして上州鬼石に何度も宿をとり明るい街全体が気に入り創業を決意。
1728年に創業開始し、お酒だけでなく、味噌・醤油などの製造も始めました。
その後埼玉県寄居町や熊谷市、そして群馬県高崎市、さらに関東一円にも出店など事業を拡大して、戦後の1967年頃まで鬼石で酒造を行っていましたが本拠地を寄居に移した現在でも群馬の地酒として販売されています。
鬼面山は純米酒、お米の特有の甘い香りがあり、とても飲みやすいお酒です。
お肉などのお料理によく合いますし、後味もすっきりとしています!
アルコール分15%、精米歩合65%、原材料国産米使用の美味しい純米酒です!
<豆知識>
鬼面山には種類があり、鬼面の壺は鬼面山本醸造が入っている陶器製の壺で、魔よけや厄除けにもなるのだそうです。
鬼面山を製造する藤崎摠兵衛商店
住所:埼玉県大里郡寄居町大字寄居925-2
電話:048-581-1757
まとめ
藤岡を代表する2種類の地酒いかがでしたか?
どちらも美味しいお米とお水を使った名酒です。
鬼石をこよなく愛する人達が丹精込めて作ったお酒、愛情がこもっています。
今回お邪魔したいわさき酒店はとてもぬくもりのあるお店で品ぞろえも豊富。
もうすぐ藤岡名物冬桜の季節も到来するので、観光の際にぜひ立ち寄って地酒を楽しんでみてはいかがでしょうか?