【伊勢崎名物】神社コロッケの名前の由来は伊勢崎神社前の屋台販売でした
伊勢崎名物「神社コロッケ」をご存知ですか?
群馬県民でも地域が違うと、もしかしたら知らないかもしれない伊勢崎の神社コロッケ。
普通のコロッケとは違いますが、また味わい深い群馬の味です。
秘密のケンミンSHOWでも伊勢崎名物と取り上げられています。
そこで今回は、伊勢崎市民になじみ深い「神社コロッケ」を紹介します。
神社コロッケの由来とは
1213年に三浦介義澄によって建てられたといわれている群馬県伊勢崎市本町にある伊勢崎神社。
安産や七五三、交通安全、魔除けなど様々な祈願を行っています。
この伊勢崎神社の前で屋台販売されていたことからその名前が付きました。
昭和25年戦後の子供たちに食べてほしいと販売されていました。
子供たちが自然に神社コロッケと呼ぶようになったのが由来です。
平成17年までは伊勢崎神社の前で屋台販売していましたが、店主さんが他界してしまったため閉店しました。
しかしその味が受け継がれ、伊勢崎市内や近隣の市町村の飲食店などで販売されています。
伊勢崎市赤堀歴史資料館では当時の屋台が展示されています。
伊勢崎名物神社コロッケとは
こちらが伊勢崎名物、B級グルメともいわれる神社コロッケ。
コロッケというと、小判型のコロッケや高崎名物オランダコロッケのような大型の物を思い浮かべますが、神社コロッケは違います。
思ったより薄くしかもソースがしみこんでいます。
見た目はコロッケですがチヂミやお好み焼きのような味わい。
モチモチした食感に初めて食べた人は驚きを隠せません。
脂っこさも感じず、何枚でも食べれてしまうようなクセになる美味しさです。
おやつとしても良し、ごはんのおかずにもピッタリです。
気になるカロリーですが普通のコロッケに比べ、うすいので200キロカロリー程度ではないでしょうか。
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神社コロッケのレシピ
神社コロッケの作り方はふかして皮をむき、つぶした男爵に小麦粉・おから・砂糖・青のりを生地に薄く形を整え、パン粉をつけて高めの油で揚げ、仕上げにウスターソースにつけて出来上がりです。
油ではなくラードを使って揚げることもあるようです。
神社コロッケが食べられる販売店
コロッケらしからぬ、伊勢崎市民しか知らない美味しい神社コロッケの販売店を紹介します。
むらさき庵
和菓子店のむらさき庵ではお饅頭・さつま芋・花豆揚げまんじゅうなどをはじめ、焼きそば・神社コロッケを販売しています。
ふき味噌饅頭やさつま芋饅頭などと一緒にショーケースに並びます。
秘密のケンミンSHOW2015年手軽激うまグルメ3位を取得。
また店内にはいせさきもんじゃまつりと伊勢崎グルメ大集合2014年グランプリのトロフィーが飾られています。
メニューには神社コロッケ1個60円、リーズナブルです。
住所:群馬県伊勢崎市昭和町1616-5
電話:0270-21-6656
営業時間:10:00~16:00
定休日:日曜、祝日
焼きそば とみざわ
テイクアウトが中心の焼きそば屋さんですが、伊勢崎名物のじんじゃコロッケも販売しています。
1日限定50個の販売、1個50円はお手頃価格です。
住所:群馬県伊勢崎市宮子町1180-10
電話:0270-21-9548
営業時間:11:00~19:30
定休日:不定休
また神社コロッケの通販はなく、
有名な神社コロッケ販売店の中には閉店してしまったところもあります。
伊勢崎市民病院前に古くからあった、神社コロッケの販売店ふらっと。
また元祖神社コロッケも閉店、市民に惜しまれながらの閉店です。
神社コロッケレシピ
神社コロッケを手軽に自宅で食べれるお勧めレシピを紹介します。
肉なし神社コロッケを簡単に作れる失敗なしのレシピ。
ケンミンショー「伊勢崎の神社コロッケ」 by 信子さん
伊勢崎神社で売っていた懐かしのコロッケをおかあさんから受け継いだ味で!
群馬伊勢崎、懐かしの神社コロッケ by ∞のりの∞
懐かしい味のコロッケ、お子さんのおやつにもピッタリです。
伊勢崎名物★神社コロッケ by そると☆りこ
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伊勢崎名物の神社コロッケまとめ
伊勢崎市民には定番、懐かしの味神社コロッケ。
普通のコロッケかと思って食べると、あれれ?
不思議な食感にソースの味がとてもマッチするびっくり。
そして病みつきになります。
お子さんのおやつやご飯のおかずにも合う神社コロッケは
秘密のケンミンショーでも紹介されましたがブームでは終わらせたくない群馬の美味しいグルメの一つです。
伊勢崎を訪れた際はぜひ食べてみてほしい逸品です。