地元の人々に守られてきた六車カタクリこみちでお祭り開催
豊かな自然に囲まれた群馬県南牧村。
美しい山々はハイキングや登山の人気スポットで多くの人々が訪れます。
南牧村には大規模なカタクリの群生地があり、毎年3月下旬~4月上旬になるとカタクリが可憐な紫色の花をつけます。
大自然に囲まれた南牧村の六車カタクリこみちと開花の時期に開催されるお祭りをご紹介しましょう。
名瀑や登山、ハイキング、そしてグルメも人気の南牧村
南牧村には滝の里としても有名な三名瀑や、壮大な自然を体感できる滝がいくつもあります。
滝巡りもでき、その美しい姿に魅了される人々も多くいます。
南牧村滝巡り情報はこちら:http://www.nanmoku.ne.jp/modules/kanko/index.php?content_id=5
また登山にぴったりの山もたくさん!
春から秋にかけてハイキングや登山を楽しむ多くの人が足を運びます。
ファミリーでも楽しめる大屋山・小沢岳や初心者向けの三ツ岩岳、ぐんま百名山のひとつ烏帽子岳、日本酒にも名づけられた黒滝山など多くの山があります。
春の桜から秋の紅葉まで四季折々の美しさを堪能できます。
南牧村の山歩き情報はこちら:http://www.nanmoku.ne.jp/modules/kanko/index.php?content_id=4
さらに道の駅「オアシスなんもく」は地元の食材を使ったお惣菜が並び、遠方からわざわざ足を運んで購入しに来る人がいるほど人気の「とらおのパン」などもある人気のスポットです。
3月下旬~4月上旬にはカタクリが群生
大自然に囲まれた南牧村には美しいカタクリが咲く群生地「六車カタクリこみち」があります。
傾斜地の北斜面に群生するカタクリは、種を落として花をつけるまでにおよそ7年かかるといわています。
こみちができた頃は5万本でしたが、地元の六車むらおこし花の会が南牧村の活性化を目指し、現在では10万本のカタクリが見られます。
春には遊歩道の整備、夏は草刈り、冬は防獣ネットで動物の侵入を防ぎながら大切に守られてきたカタクリのこみち。
近年では、次世代担い手づくり支援協議会も結成され、協力し合いながらこみちを守り続けてきました。
南牧村に春の訪れを告げる可憐な美しいカタクリの花。
開花期間中はおよそ2万人の人が足を運びます。
見頃:3月下旬~4月上旬
場所:甘楽郡南牧村六車
なんもくカタクリこみち祭りも開催
カタクリが見頃を迎える時期にはお祭りも開催されます。
1997年から始まった「なんもくカタクリこみち祭り」では地元の名物料理おつみっこが無料で振る舞われ、団子ややきもちなどの販売も行われます。
地元の方と交流しながらどこか懐かしい味を楽しめる、心があたたかくなるお祭りです。
お祭り開催期間:2019年3月31日(日)
開園時間:9:00~16:00頃
麦茶、子供達には綿菓子の無料サービス、特産品の販売など
場所:南牧六車カタクリこみち
問合せ先:0274-87-2011(南牧村役場)
地元の人々に守られてきた六車カタクリこみちでお祭り開催まとめ
山々に囲まれた自然豊かな南牧村に春を告げるカタクリの花。
カタクリが咲く群生地「六車カタクリこみち」は地元の人の協力により、大切に守られ続けてきました。
現在、六車むらおこし花の会は高齢の方も多くなり、若い村の有志によってカタクリの整備などを受け継いでいます。
自然にグルメ、魅力溢れる南牧村。
限界集落といわれることもありますが、その魅力は無限大です。
見頃の時期には地元のあたたかい雰囲気が感じられる「なんもくカタクリこみち祭り」も開催されます。
手付かずの大自然の中、南牧村のカタクリで春を感じてみませんか?
※情報は取材当時のものです