ヤッサ祭り｜荒々しく勇壮な男による奇祭がみなかみを熱くする

群馬県の最北端に位置する利根郡みなかみ町。
ここで奇祭とよばれる珍しいお祭りが行われ、毎年盛り上がりを見せます。

荒々しく勇壮な男の裸祭り「ヤッサ祭り」をご紹介しましょう。

約400年もの歴史を持つ奇祭ヤッサまつり

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みなかみ町旧月夜野小川島地区におよそ400年前から伝わる「ヤッサ祭り」。

例年9月29日の寒さが肌にしみ込む夜、太鼓の合図で祭りが始まります。

ふんどし姿の氏子の男性たち数十名が「ヤッサ、モッサ、シンジュウロウ」という掛け声を上げながら数珠つなぎになり、境内の中を駆け上がったり、練り歩きます。その姿は荒々しく勇敢。

そして社殿の柱を上がりながら、最後に社殿大鈴の縄を切るお祭りです。この縄が早く切れるほど、その年は豊作になると言い伝えられています。

五穀豊穣、無病息災、水害除けを祈願するお祭りです。

お祭りの由来

「ヤッサ祭り」の由来については諸説ありますが、洪水が起きた際に村の若者が数珠つなぎになり川でおぼれた村人を救い出した姿を表しているなどと伝えられています。

ヤッサ祭り　タイムスケジュール

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お祭りで行われる催し物のタイムスケジュールをご紹介しましょう。

※盆踊り、矢瀬太鼓の開始時間は、目安となります。時間が前後する可能性があります。

ヤッサ祭り　開催場所、問合せ先

お祭りの行われる小川島若宮八幡宮とは

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最後になりましたがヤッサ祭りが行われる小川島若宮八幡宮をご紹介します。

小川島若宮八幡宮は利根川にかかる月夜野大橋から北西に500メートルほどのところに鎮座しています。

小川島の歌舞伎舞台として群馬県の指定重要有形民俗文化財にも指定されています。
現在は公民館として地元の人が集う場所となっており親しまれています。

御祭神は大雀命（仁徳天皇）、ご利益は五穀豊穣、無病息災などがあります。

まとめ

群馬を代表する奇祭、みなかみ町のヤッサ祭りいかがでしたか？

ふんどし姿の男性たちが繰り広げる熱い祭り。
神社の本殿を数珠つなぎになった男たちが登る姿は圧巻です。

周辺には名胡桃城など観光スポットもたくさんあるので観光とともに迫力ある秋の群馬の奇祭を楽しんでみてくださいね！

※情報は取材当時のものです