海雲寺|猫好き必見!日本でも有数の招き猫の寺だった【安中市郷原】
福を呼び寄せるといわれる招き猫。
愛くるしい表情と掲げた手がなんとも言えずキュートで日本人に愛されていますよね。
今回はそんな招き猫が奉納されている日本でも数少ない「海雲寺」をご紹介しましょう。
招き猫には性別があった?
福を呼ぶ縁起物として知られている招き猫。
居酒屋などもお店にもよくおいてあり、見たことがない人はいないのではないでしょうか?
招き猫は姿形、素材もさまざま。右手・左手・両手を挙げているものなどたくさんの種類があります。
まず右手を挙げているのは雄猫。
縁結びや先客万来のご利益が得られます。
そして左手をあげているのは雌猫。
招福、金運アップのご利益が期待できますよ。
さらに両手を挙げている猫は、性別不詳ですが両方のご利益が得られるのだとか。
招く手の高さが高いほど遠くから福を招いてくれるといわれています。
ちなみに来る福という意味で、9月29日は招き猫の日に制定されています。
安中市の海雲寺は豪徳寺の分身
群馬県安中市にある海雲寺は、招き猫発祥の地東京世田谷区にある曹洞宗豪徳寺の分身。
海雲寺初代住職が豪徳寺で修業をしたことで分身を勧請し、招き猫を奉っています。
豪徳寺は都内にあるという立地の良さから、日本人観光客もさることながら外国人旅行者数数も増加。
インスタなどでも人気の観光スポットです。
豪徳寺は彦根城主井伊家の菩薩所でした。
江戸時代に井伊直孝が荒廃していた豪徳寺の前を通った際に、飼い猫が手招きしていたように見えたので、立ち寄ったのだとか。
住職が説法を行っている間豪雨になり、雨に降られずに済んだ井伊直孝は気をよくし、豪徳寺に寄付をして寺がきれいになり栄え、これが招き猫寺の由来といわれています。
実際に海雲寺に行ってみました
さっそく海雲寺に行ってみましょう。
山門から招き猫の銅像が登場。
脇から奥へ車でアクセスすると広い無料の駐車場がありますよ。
右手には鐘つき堂があり、大きな鐘を鳴らすこともできます。
境内は猫だらけと思いきや普通のお寺ですが、空気も澄んでいてなんだか神聖な気分になれます。
招福殿で招き猫発見
招き猫が奉納されているのがこの招福殿。
入り口狛犬の場所に2体の招き猫が鎮座します。
招福殿中央にあるこの鐘を鳴らしてお参りします。
拝殿では招福招き猫をいただけます。
またおみくじも引けますよ。もちろんお守りやお札もあります。
本堂左側には慈母観音が参拝者をやさしく見守ります
御朱印マニア必見!海雲寺で授かれる御朱印とは
招福殿にはブザーがついており、ここで御朱印がほしい旨を伝えます。
書置きで300円。
住職が日付や押印をその場でしてくれ、招福観音の前でお経を唱えてくれることもありますよ!
海雲寺詳細情報
住所:群馬県安中市郷原561
電話:027-385-3899
駐車場:境内前に十数台無料
アクセス:電車 JR信越本線磯部駅より徒歩15分
猫好き必見|安中市海雲寺は日本でも有数の招き猫の寺だったまとめ
日本でも数少ない招き猫のお寺海雲寺はいかがでしたか?
全国的にもあまり知られていないB級スポットの海雲寺ですがとても綺麗に整備されており、どことなく公園のような雰囲気を感じます。
山門では招き猫がお出迎え、境内の招福殿でもその姿を拝見できます。
招き猫やお守りお札などが授かれるので、必要な方はブザーを鳴らしお寺の方に来てもらうといいでしょう。
招福、開運のご利益とともに丁寧な御朱印もいただいてみてはいかがでしょうか?
※情報は取材当時のものです