「相俣ダム」ダムカードをゲットし水辺アクティビティを満喫すべし!
群馬県と新潟県の境目にある猿ヶ京温泉の近くには、赤谷湖をダム湖に持つ相俣ダムがあります。
この相俣ダムは首都圏の水がめ、利根川上流ダム群のひとつとして知られています。
今回は、関東の水源を支える相俣ダムの働きや周辺観光とアクティビティーについてご紹介します。
相俣ダムについて学ぼう
谷川連峰を流れる赤谷川をせき止めでできた赤谷湖をダム湖に持つ「相俣ダム」。
群馬県により昭和28年に建設が始まりましたが、試験中に水漏れが発生し、その後現在の国土交通省で管理されるダムになりました。
洪水や流水調整、そして発電を目的として建設されたこのダムは、重力式コンクリートダムです。
ダムの大きさ:
堤高 67m
堤頂長 80m
堤体積 6万3,000㎥
無料で見学可能!相俣ダム資料室
ダム管理事務所には資料室があり、常時見学が可能です。
ダムの歴史や役割、流木アートなど相俣ダムにちなんだ展示がされています。
相俣ダム資料室
開館時間:9:00~16:30
見学料金:無料
休館日:年末年始
住所:群馬県利根郡みなかみ町相俣1493
また、相俣ダムの堤体は自由に散策できます。
ただし、都合により見学できない場合もあるので、希望者は事前に確認しておくといいでしょう。
ダムといえば絶対に入手したいダムカード
相俣ダム管理事務所では、ダムカードを配布しています。
ダム資料室の入り口においてあるので、一人一枚限定でいただいていきましょう。
相俣ダムカードの表にはダムの全貌、そして裏にはダムの情報が掲載されています。
配布場所:相俣ダム管理支所
配布時間:8:30~17:15(年末年始は配布なし)
住所:群馬県利根郡みなかみ町相俣1493
電話:0278-66-0034
ライブカメラでダムを観察
相俣ダムにはライブカメラが設置されているので、今ダムがどんな状況なのか、水量はどのくらいなのかを知ることができます。
ダム湖などでバズ釣りやボートなどのアウトドアを楽しむ際に参考にもなりますね。
ライブカメラ:http://www.ktr.mlit.go.jp/tonedamu/
赤谷湖記念公園はお散歩にぴったり!
赤谷湖周辺を散策できる赤谷湖記念公園には、大きな桜の巨木があります。
この木は、上杉謙信が関東に進出した時に出陣の運命を占った桜の杖が根ついたもの、と言われています。
湖と山の美しい絶景を眺望しながら周辺を散策できますよ。
ダムカードを配布する相俣ダム管理事務所からも徒歩数分で行けます。
配布日時:8:30~17:15(年末年始を除く)
住所:群馬県利根郡みなかみ町相俣1493
詳細:
http://www.mlit.go.jp/river/
赤谷湖で楽しめるアクティビティー
赤谷湖では釣りやレンタルボート、カヤックなどを体験できます。
また、今年は終わってしまいましたが、10月後半から11月にかけて美しい紅葉を楽しむことができました。
釣り可能時期:6月1日~3月31日
料金:入漁料 2,000円
レンタルボート 2,000円
釣り具のレンタルはないので、持参してくださいね!
ダムを見た後は、猿ヶ京温泉へ
江戸時代には笹の湯・湯島温泉と呼ばれ、名湯として観光客でにぎわっていた三国街道沿いの一角が、昭和33年にダム建設のために赤谷湖の底深く沈んでしまいました。
この温泉街を現在の場所に移転し名前を改め、「猿ヶ京温泉」となりました。
現在、ホテルや旅館などが多く建設され観光客でにぎわっています。
この温泉の特徴は無色透明で湯量が多いそうですよ。
ダムカード配布の相俣ダムは温泉やワカサギ釣りを楽しめるスポットまとめ
猿ヶ京温泉近くの赤谷湖をせき止めてできた「相俣ダム」いかがでしたか?
好アクセスのダムで、近くには広い駐車場と公園、さらには散策道もあり、観光にもぴったりです。
ダムカードの配布もおこなっているので見学ついでにコレクションしてみてはいかがでしょうか?
春夏秋冬それぞれの季節を楽しめる相俣ダムに、ぜひ足を運んでみてくださいね。