高崎絶メシ【太洋軒】料理のプロが作るラーメンが400円!安さも旨さも超一流の老舗食堂
前橋と並ぶ群馬の大都市高崎。
その郊外に佇む食堂が太洋軒です。
あの絶メシリストにも登場するお店で、店主さんが腕を振るうメニューを求めて、地元の人が足繁く通います。
筆者もお腹を思いっきり空かせて、お邪魔してきましたよ。
太洋軒について
高崎市の中心部から少し離れた昭和の情緒漂う街、下室田町。浅間山、種山、石尊山の三山に囲まれています。
ここにお店を構えるのが、今回のお目当て太洋軒です。
細い路地沿いにさりげなく建っていますが、外観はお店の歩んできた歴史を感じさせてくれます。
©https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10007525/
約50年前の開業以来、ご夫婦2人で長く営業を続けてきたのだそうです。
基本的にはご主人が調理、奥さんが配膳の担当。
そんな毎日を丁寧に積み重ねながら、太洋軒は今では地元ファンにとってなくてはならない存在になりました。
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店内には昔懐かしいカウンター7席の他に、テーブル2卓 小上がり2卓が用意されています。
そして壁には真剣な眼差しで調理をするご主人のポスターが。
「絶やすな!絶品高崎グルメ」で知られる絶メシリストは、テレビ東京でドラマ化されたことでも有名になりましたね。
太洋軒のお品書きはカウンターの上
店舗前の看板には「餃子・ラーメン」の文字がありますが、太洋軒は正真正銘の大衆食堂です。
開業当初はラーメンと餃子の2品だけのメニューでしたが、若い頃から料理修行を積んだご主人が、その確かな腕前でどんどんレパートリーを増やしていき、現在に至るそうです。
麺類、ご飯物からおつまみまで幅広いラインナップ。
そしてさらなる驚きがその安さです。
このご時世にラーメン400円、オムライス550円(どちらも税込)という破格の値段で提供できるのは、食材を無駄にしないように、そしてお客さんに安く美味しく食べてもらいたいという、ご主人の思いなのかもしれません。
©https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10007525/
ちなみに、太洋軒の料理は全てご主人がお1人で作っているので、大人気のお店ということも相まって、メニューによっては提供が前後したり、食事が運ばれてくるまでに時間がかかったりすることがあります。
なので、太洋軒を訪ねる際は、時間に余裕をもって行くことをおすすめします。(店内にも貼り紙が!)
太洋軒のメニューを実食
©https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10007525/
絶メシリストでは餃子に特化して紹介されていたので、今回は違うメニューをいただきました。
ただし、お店の一番人気は昔から変わらず餃子だそうで、来店時もお客さんの大半が餃子を注文していました。
チャーハン
スープとチャーハンでお値段たったの450円(税込)。ご飯とスープが黄金色に輝いています。
細かくカットされた具材の彩りが鮮やかです。お肉やタマネギ、ピーマンなど正統派の具材に、味にアクセントを加えてくれるグリーンピースも入っています。
卵の絡み方も秀逸。パラパラ感としっとり感が程よく混ざり合った絶品チャーハンでした。
みそラーメン
ボリューム満点のみそラーメンは、お値段500円(税込)。
たっぷり野菜への火の入り具合が絶妙で、シャキシャキ感を残しつつ、しっかり火が通っています。
さすが料理人一筋のご主人、匠の技が感じられます。
トッピングのお肉はチャーシューではなく豚のこま切れ肉。家庭的な味がして、個人的にとても好みでした。
味噌ラーメンにしては珍しい細麺が、あっさりサラサラ系のスープをまといます。
スープは軽めなのにコクがあり、生姜の香りがふんわり漂います。
太洋軒 店舗情報
©https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10007525/
定休日:火曜日
住所:群馬県高崎市下室田856-4
電話:027-374-0098
駐車場:あり(無料・5台程度)
アクセス:
車 関越自動車道前橋ICより約30分
電車 JR北陸新幹線安中榛名駅よりタクシー約8分
※詳細は店舗に直接お問い合わせください
まとめ
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穏やかな雰囲気のご夫婦が調理から接客まで全てをこなす、太洋軒。
奇をてらうことなく、実直に美味しく安い料理だけを提供し続けてきた老舗食堂です。
今回初めて訪れてみて、どうしてこんなにお客さんに愛され続けるのかを実感しました。
高崎絶メシリストの掲載店でもありますが、こんな素敵なお店を失いたくない!そんな気持ちでいっぱいです。
あなたも太洋軒で、ゆったり流れる至福のランチタイムを満喫してくださいね。
※情報は取材当時のものです