【青空レストラン】ぐんまとろりん|太田市はヤマトイモの名産地!群馬県推奨のオリジナル品種

群馬県の南東部にある太田市尾島地区はヤマトイモの産地です。
町の南に利根川が流れ、川の恵によって育まれた肥沃で水はけの良い土が、ヤマトイモの栽培に適しています。
今回は道の駅おおたで販売されているヤマトイモの新品種『ぐんまとろりん』を紹介します。
見出し
真っすぐな棒状のかたち
尾島地区の「やまと芋」の収穫期は11月から3月。
よく見かけるイチョウの葉のような形をした品種を「いちょういも」(関東ではやまといも)と呼びます。
1996年に県農業技術センターが生産者から優良種の提供を受け、棒状になりやすい育成と選抜を繰り返し誕生し、2014年「品種登録」されました。
ぐんまとろりんを食べてみた
大和芋 550g 470円
生産者の茂木澄夫さんの『ぐんまとろりん』をいただきます。
「ひげ根が多く、皮が薄くハリがある」これが鮮度の見分け方。
見事に全て揃った大和芋です!
棒状なのですりやすい。
驚異的な“ねばり”
スプーンで持ち上げると、すり鉢にひっつくくらいの粘り気です。
まずは何も加えず、すりおろしたままをいただいてみます。
あまい!
大和芋ってこんなにも甘かったのかと驚きです。
とろろの概念がひっくり返るほどの甘さ、そしてコク深く美味しい!
万能白だしがとろろを最高に美味しくする
万能白だし 製造だいまる食品
やまといもの販売コーナーに一緒に置いてあった万能白だし。
すりおろした『ぐんまとろりん』に入れていただきます。
ねばりのあるとろろに入れて。
出汁がきいてこれはご飯が進みます!
ヤマトイモの効能
「やまと芋」のネバネバの成分ははムチンです。
ムチンには、胃の粘膜の保護や、腸内で糖質や脂質の吸収を遅らせる働きがあり、たんぱく質の消化吸収を助け、血糖値の上昇を抑える効果が期待されています。
さらに、ビタミンBやカリウム、食物繊維等も多いため、疲労回復、免疫力アップ、高血圧や心臓病の予防といった優れた効能が期待できます。
ぐんまとろりん販売店
道の駅おおたにて販売しています。
やまといもの名産地「尾島町」に近いので、店内にはたくさんのやまといもが並んでいます。
生産者さんたちの丹精込めて育てた新鮮なやまといもがいっぱいです!
箱入りもあるので、ギフトにも喜ばれます。
また、JA佐波伊勢崎の直売所でも販売していますよ。
ネット通販は?
ぐんまとろりんのネット通販は見つかりませんでしたが、やまといもは楽天とAmazonでお取り寄せ可能です。
かわとみのなすの蒲焼重も
道の駅おおたには地元の新鮮野菜や肉だけでなく、たびたびテレビなどでも紹介される名物も多く販売しています。
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道の駅おおた施設情報
電話:0276-56-9350
営業時間:9:00~19:00
※【営業短縮期間】2021年1月18日(月)~1月31日まで 9:00~18:00
※以降の営業も社会情勢を踏まえ変更する場合がございます
駐車場・トイレ・休憩室・授乳室24時間利用可能
定休日:奇数月第4水曜日・木曜日(7月のみ)、年末年始(12月30日~1月3日)
駅長フェイスブックページ:https://www.facebook.com/michinoeki.ota
駅長ツイッター:https://twitter.com/ekicyo_mami
まとめ
群馬県太田市で栽培が盛んなやまといも。
14年かけて育成した群馬県推奨オリジナル品種ぐんまとろりんを紹介しました。
すりおろしたやまと芋は、驚異的なねばりとコクがあり、そのままでも甘くてびっくり!
棒状で調理しやすく、栄養たっぷりなぐんまとろりんを是非味わってみてくださいね。
※情報は取材当時のものです