黒髪山神社|相馬山を御神体とする山岳信仰の神社【榛東村広馬場】
群馬県榛東村に鎮座する「黒髪山神社(くろかみやまじんじゃ)」は、相馬山(別名:黒髪山)を御神体とする山岳信仰の神社です。
高崎市榛名湖町に奥宮を構える黒髪山神社の里宮として明治20年に建立されました。そこで今回は、榛名山のふもとから県内の街並みを見渡すように鎮座する黒髪山神社をご紹介致します。
黒髪山神社の由緒・創設
黒髪山神社は、相馬山を御神体とし、御祭神は山岳丘陵の守護神である大山祇命です。
相馬山は別名黒髪山と呼ばれ、山岳信仰の霊山の雷を意味する「くらおかみ」に由来し、実りの雨を約束する雷雲の湧き起こる相馬山を神として祀ったものと伝えられています。
古くから、相馬山は山岳信仰の霊山として厚く信仰されていましたが険阻な地形のために老人、婦女子には登拝が困難なため里宮建立の風潮が高まり、相馬山山頂に社を人力のみで造営したのち、明治20年(1887年)に現在の地に神道修正派上野祠(黒髪山神社里宮)を創建したそうです。
黒髪山神社里宮の場所
黒髪山神社は、陸上自衛隊相馬原駐屯地の南にあります。
ローソン榛東井戸尻店のある井戸尻の信号から南に100m程進んだ先の右側に黒髪山神社の案内板があります。
案内板を目印に右折します。
100mほど進んだ先に、黒髪山神社里宮の一に鳥居があります。
一の鳥居から200m程西に登っていくと社号標があり、その先に境内入口の鳥居があります。神社入口を過ぎた先に広い駐車場があります。
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境内参拝
境内入口にある鳥居
鳥居をくぐってすぐ手前にあるのが神楽殿です。
石段を登った先に、拝殿・本殿があります。
狛犬
拝殿
歴史を感じる立派な社殿です。
本殿
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村指定文化財のアカマツ
拝殿左手前にある村指定文化財の「アカマツ」。
推定樹齢200年以上、高さ20mの見ごたえある巨木。黒髪山神社が創建される前から、この地に根を張っていたんですね。