中村染工場｜群馬唯一の伝統的製法で造る注染手ぬぐい。ぐんまちゃん柄やマスクもあり贈答にぴったり！

群馬県高崎市にある中村染工場。1897年創業の歴史ある群馬県で唯一の注染工場です。
ここで生み出される手ぬぐいは品質もよく、群馬にちなんだ数々の商品が並びます。

高崎の町の歴史とともに受け継がれてきた手ぬぐいを造る中村染工場をご紹介します。

中村染工場の歴史や製法

中村染工場の歴史と歩み

高崎市常盤町。古きよき昭和の時代を彷彿させるこの町並みの中に中村染工場があります。

創業1897年、現在の場所で中村勝太郎が創業し、袢纏や暖簾、帆前掛けなどの製造を始めましたが戦争の影響もあり、一時期生産が中断されました。

1950年頃、工場が再開され、注染手ぬぐいの製造が始まりました。
その後2007年にオリジナル手ぬぐいを造りはじめ群馬県の物産展に初出店したところ、群馬県優良県産品に認定されました。

現在、店舗やイーサイト高崎で手ぬぐいを販売しています。

昔ながらの染色製法で生み出す極上の手ぬぐい

手ぬぐい造りの伝統的な製法「注染」。注染を用いた製法は日本国内でも数少なく群馬県内では中村染工場が唯一おこなっています。

注染とは、絵柄を切り抜いた型紙を生地に当て、防染糊を何層にも重ねその上から染料を注いで染め上げていく技法です。

現在は大量生産が行われプリント製法が主流となってしまいましたが、中村染工場はこの製法を守り続けています。

職人も少なくなってしまいましたが、注染で仕上がった手ぬぐいは注染手ぬぐいのもつ柔らかさ、にじみなどの揺らぎなどの表現が映える裏表のない美しい仕上がりです。

店内には様々な手ぬぐいと小物がラインナップ

手ぬぐい商品ラインナップ

中村染工場では様々な種類の手ぬぐいを生み出し販売しています。

群馬のマスコットキャラクターぐんまちゃんや和柄、伝統柄、花や植物・動物、季節に地域、行事、干支、さらに新作など豊富なラインナップ。

どの手ぬぐいも1本で染められているので、大きな柄が多いのが特徴。

©https://nakamura-some.com/?pid=124765022

ぐんまちゃんが春のいちごとともにあしらわれた絵柄が可愛らしい。

高崎の名所、高崎白衣大観音様も手ぬぐいになって登場です。

また、こちらは高崎名物の縁起だるま。
優しい色合いの手ぬぐいがあたたかい雰囲気を醸し出します。

店内には手ぬぐいが多数並びますが、染め方に少々不具合があったものもお値打ち価格で販売されています。

群馬県優良県産品にも登録されている品質抜群の手ぬぐいです。

手ぬぐいで作った小物もあります

©https://nakamura-some.com/

店内には手ぬぐいとともに小物も多数並びます。

小銭入れやティッシュケースなど洗練された手作り商品。
下駄の鼻緒にも手ぬぐいが使われていますよ。

どれも愛らしく温かみのある商品が並びます。

なんと！マスクも販売！

手ぬぐいで使用するさらしで作るマスクも販売されています。

さらしDEマスクは、縫わずにハンカチをたたむだけで簡単にマスクが作れると便利で大人気。

丁寧な作り方も同封されています。

店舗、イーサイト高崎、ネットでお取り寄せも可能

中村染工場の手ぬぐいは、お店や高崎のお土産が並ぶイーサイト高崎、さらにはネット通販で取り寄せもできます。

手土産や自宅での使用にもぴったり。手ぬぐいとともに小物もオススメですよ。

遠くまで買いに行けないという方は公式サイトからネット通販してみて下さいね！

中村染工場　店舗情報

まとめ

一枚の生地に絵柄を切り抜いた型紙を当て糊を重ねその上から染料を注いでいく伝統的な製法で手ぬぐいを作る国内でも希少・群馬県内で唯一の中村染工場いかがでしたか？

高崎市内のレトロスポット常磐町に店舗を構えます。

店内にはたくさんの手ぬぐいや小物などが並びます。どれにしようか迷ってしまうほど！

店舗を中心にイーサイト高崎やネット通販でも購入できるので、ぜひ高崎が誇る手ぬぐいを手に取って使ってみて下さいね！

高品質でデザインも鮮やかで可愛らしくお土産や贈答にもぴったりですよ！

※情報は取材当時のものです