青龍山吉祥寺|四季折々の花と幻想的な景色が楽しめる花寺。御朱印やSNS映えのフォトスポットもあり
利根郡川場村にある青龍山吉祥寺。
群馬を代表する花寺の1つに数えられます。境内参拝とともに四季折々の美しい花々が楽しめる青龍山吉祥寺をご紹介します。
青龍山吉祥寺。四季折々の花々が見られる群馬花の寺
群馬県内には多くの花寺があり、四季折々の美しい花々を堪能できますが、こちら青龍山吉祥寺は年間を通してさまざまな花が楽しめます。
また、境内には様々な滝や庭園などがあり参拝とともに拝観できるスポットも多数。SNSでも人気のある花寺の一つです。
臨済宗吉祥寺の歴史
ヤマトタケルが遊んだと言われる武尊や谷川連峰から流れる清流など大自然に囲まれている青龍山吉祥寺。
1339年の南北朝時代に中巌円月禅師を開山和尚とし、大友氏時が創建した臨済宗の禅寺です。
建長寺派400もの寺院の中で一番北にあることからこちらの吉祥寺は「建長寺北の門」とも言われています。
境内で見られる四季の花や風景
春夏秋冬、青龍山吉祥寺では四季折々の花々や景色を楽しめ、美しい光景を楽しめます。
春は、立金花や水芭蕉、水仙、白根葵、壺珊瑚、雪ノ下などが咲き誇ります。
夏は、松本仙翁、紫陽花、ヤマユリ、蓮など、梅雨時期から夏にかけて美しい花々が咲き誇ります。
秋は、彼岸花や萩類、釣舟草、釣舟草、秋明菊などが咲き、紅葉も美しく色づきます。
冬は、雪景色を始め雪吊り、除夜の鐘、春駒まつりなど景色や季節の行事が楽しめます。
青龍山吉祥寺ではこのように四季折々の美しい花々を堪能できます。
こちらは、7月頃の風景。境内を美しい紫陽花が彩ります。
境内案内
青龍山吉祥寺の境内を参拝してみます。拝観所で料金を支払い、山門へ向かいます。
参道両脇には弁天や円月池が美しい光景を放ちます。
仁王像がそびえる山門は、厳粛な雰囲気。
山門から本堂へ向かう参道には梅雨時期、美しい紫陽花が咲き誇り圧巻です。
右手には鐘楼や水屋があり、ここには紫陽花が敷き詰められています。
本堂の前には臥龍庭、そして左手には釈迦堂があります。
こちらが本堂。お守りや御朱印が賜れます。
本堂回廊から臥龍庭昇龍の滝や青龍の滝などを眺望でき、心が洗われる思いです。
本堂の抹茶処でのんびりお茶はいかが?
本堂には抹茶処があり、お抹茶と季節の主菓子を堪能できます。お茶の流儀がわからないなんて心配はいりません。
テーブルと椅子の席でお茶とお菓子を堪能できます。
美しい庭園や滝を眺めながらいただくお茶は格別。のんびり非日常的な時間を過ごせます。
吉祥寺の御朱印
本殿内部で賜れる御朱印。書置きと直書きの2種類があります。
こちらが直書き。躍動感ある御朱印には吉祥寺の美しい文字などが描かれています。
初穂料は書置き300円、直書き500円となります。
本堂入口で受け付けています。
聖観音や六地蔵と見所満載
本堂を出ると左手に聖観音が鎮座。神々しいその姿を拝観し先へ進むと六地蔵がみられます。
こちらが聖観音、いかがです?神々しい姿を参拝します。
トイレの近くの岩の上にひっそりと鎮座するので、見逃してしまいがち。よく左側を見ながら進んでくださいね。
こちらが六地蔵。SNSでも有名で写真を撮る人は外せないフォトスポットですよ。
古月庵、水屋をめぐる
宝物殿の古月庵は、無料で拝観できます。
内部には多数の観音像や釈迦如来像が立ち並びます。また、古銭や古文書なども展示され、館内はどこか不思議な雰囲気が漂います。
そして、梅雨時期に注目したいのがこちらの水屋。手水一杯に紫陽花の花が浮かべられています。
こちらも観光客をはじめ写真を撮る人にはたまらないスポット。ぜひ素敵な一枚を撮影してくださいね。
青龍山吉祥寺 スポット情報
拝観料金:大人500円、子供250円(小中高)、団体400円
拝観時間:9:00〜17:00(季節・天候によって変更あり)
住所:群馬県利根郡川場村門前860
電話番号:0278−52−2434
駐車場:あり(無料・普通車30台 大型バス10台)
アクセス:
車 関越自動車道 沼田ICより約10分
電車 JR沼田駅よりバス約40分
拝観料金の割引も
青龍山吉祥寺では拝観所で公式HPに掲載されている画像を見せるか、公式HPを見たと伝えると拝観料が割引になるサービスがあります。
なんと拝観料が20%割引に!これは利用しないと損ですよ!
まとめ
群馬を代表する花寺の1つ青龍山吉祥寺いかがでしたか?
その創建はさかのぼること1339年、由緒ある臨済宗の禅寺。四季折々の美しい花々や風景が見られることから花寺の1つに数えられています。
境内は参拝とともに散策できるスポットがたくさん。美しい花々を楽しみながら風情溢れるスポットを巡ってみて下さいね。
※情報は取材当時のものです