今年も2年に1度アートの祭典「中之条ビエンナーレ」が開幕!
2017年から始まった中之条ビエンナーレ。
2年に1度の芸術の祭典、十年以上前から芸術家たちが自然あふれる中之条町の里山や温泉街で地域とともに芸術の舞台を作ってきました。
今年も、広々とした中之条伊勢町や四万温泉、六合、沢渡暮坂、伊参(いざま)、名久田(なくた)の6つのエリアに分かれて開催。
中之条エリアを中心に素晴らしい芸術を巡ることができます。
ここでは前回2017年開催のもようをご紹介します。
中之条、伊勢町エリア
ふるさと交流センター つむじ
パスポートと公式ガイドブックを持って、いざ「中之条ビエンナーレ」へ。
事前に予約しておいた公式ガイドブックとパスポートを持って回ります。
ふるさと交流センター「つむじ」内の中之条町観光協会で、引換券とパスポート、そしてガイドブックを交換します。
「つむじ」の建物内にもアートが!
「人は死んだらどうなるのか…」というテーマで、さまざまな死装束が天井を彩っていました。
中之条駅
中之条駅の外壁には、アーティスト、テッタさんの写真が展示されていました。
通運ビル
通運ビルにあるショップでは、ビエンナーレオリジナルグッズや参加アーティストだけではなく、公募したアーティストのグッズも販売しています。
また、洋服で作られた作品はこちら!
旧廣盛酒造
旧廣盛酒造の中には、たくさんのアート作品が!
また足元は、蝶々などが映し出される演出もありました。
1階の展示はどれも独創的な作品でした。
一方、2階のアートは、太陽の温かさを感じる光を使った芸術作品が展示されていました。
博物館ミュゼ(旧吾妻第三小学校)
この場所では、展示されている作品を探すというミッションから始まります。
館内を見回して、作品を探してみました。
またこの付近の懐かしい写真の展示もありました。
こちらが作品は、木でできた回転扉!
右にも左にも回ります。
かねんて倉庫
縄を使った「かねんて倉庫」のアート。
息をのむような作品の数々が展示されていました。
旧竹の家
72年前の作家さんが見た中之条の風景と疎開してきた児童らを描いた作品。
※2019年はこの会場での作品展示はないようです。
上之町商店街
行き止まりなどを利用して、「自分」とは何かを問いかけてくる作品が展示されていました。
もりやま
商店街にある店舗の中にも展示があります。
何気ない壁や棚にもアートが施されています。
伊勢町民家
白を基調とした作品、普段身近にあるものがアートとして生まれ変わります。
中田木材
木とアートの融合、そして映像が心を揺さぶります。
※2019年はこの会場での作品展示はないようです。
伊参エリア
中之条・伊勢町エリアから少し上ったところにある「伊参エリア」。
青々とした山の風景が広がるエリアです。
霊山たけやま
道の駅「霊山たけやま」にあるアートです。
茶室に入るとそこは真っ暗。
光を使った作品が展示されていました。
また道を渡った親都神社の境内にはこんな不思議なアートが!
近くには旧五反田学校の展示ブースもありますが坂道が急なので注意が必要です。
花の駅美野原
美しい花のテーマパークにも、さまざななアートが展示されていました。
まずは、草などを使ったアートが出現しました。
また広場には人をモチーフにしたアートが!
そしてテントの中にも絵が描かれていました。
花の駅では、ビエンナーレのパスポートやオリジナルグッズを販売しているショップがありました。
※2019年はこの会場での作品展示・販売はないようです。
沢渡・暮坂エリア
旧沢田小学校
平成27年に統合され惜しまれつつ廃校になってしまった小学校。
子供たちの絵が展示されていました。
校舎の外には、倒れかかった木を使っての作品もあり、芸術表現されていました。
まとめ
中之条ビエンナーレいかがでしたか?
今回はほんの一部でしたが、開催期間中にすべてのエリアのアートを巡ってみるのはいかがでしょう。
また土日祝日限定でたくさんのアートを巡る日帰りバスツアーがオススメです。
今年は、里山と木造校舎をめぐるコース(伊参・名久田)と温泉と建築遺産を巡るコース(沢渡暮坂・六合)の2コースから選べるようです。
詳細はこちら!
中之条ビエンナーレを巡ることで、地元の良さを違う角度から再発見できるのではないでしょうか!
アーティストが時間をかけて表現した芸術作品と自然、そして里山の融合が見られる2年に1度のまたとないチャンス。
ぜひ、あなたの目で味わってみてください!
※情報は取材当時のものです