鉄育プロジェクト始動!SLかるた、上越線の教科書、走るSL教室などで郷土愛をはぐくみます
JR東日本高崎支社が
地域活性化プロジェクト
「汽笛の聞こえるまち」の一環で、
鉄育という鉄道を開始します。
地域の鉄道を通して、
郷土愛をはぐくむことを目的とした
このプロジェクトは、
一体どのようなものなのでしょうか。
JR東日本高崎支社が目指す鉄育とは
鉄育と聞いて私自身
「鉄道好きを育成?」と思いましたが、
全く違いました。
鉄道にかかわったアイテムや
モニターイベントを通じて、
上越線の歴史や背景、知識を深めるもの。
そしてよりいっそう群馬に
興味を持ってもらい、
郷土愛を育むプロジェクトです。
第1弾!小学生40人を集めた「『走れ教室』モニターイベント」
©乗りものニュース
11月25日(土)におこなわれる
「『走れ教室』モニターイベント」。
高崎市内の小学生約40人が
SLレトロみなかみ号に乗って、
歴史や電車か見える風景について
講義を受けながら、
高崎駅から水上駅を目指します。
そう、電車内が教室なのです。
教えてくれる先生は、
群馬地理学会の原澤直久さん、
みなかみ山岳ガイド松原美成子さんなど、
7名が群馬ならではの
「利根川と河岸段丘」
「谷川岳とみなかみ町の大自然」
「地域の野菜と農業」などについて
講義をおこないます。
SLレトロみなかみ号から見える
風景そのものが教科書になる、贅沢な講義です。
SLかるたで電車を知ろう
©乗りものニュース
JR東日本高崎支社はSLの歴史や構造、
仕組を理解してもらうためにSLかるたを作成。
1箱2100円で販売する予定です。
上毛かるたのように
全県民に親しまれるレベルまで、
知名度を揚げていくのだとか。
SLや電車好きな人がかるたをきっかけに、
より一層群馬への知識が
高まっていくのではないでしょうか。
上毛かるたの詳細はこちら!
⇒ 「上毛かるた」は群馬県民しか知らない?そのルールや誕生秘話
地元小学校のカリキュラムにも登場!?上越線の教科書(仮称)
まだ正式名称は決まっていませんが、
県内を走るJR上越線の歴史や
その土地の文化などを学べる
上越線の教科書が
2018年に書籍として登場します。
また小学校の
カリキュラムにも取り入れ、
歴史や文化を学ぶことで郷土愛を
はぐくんでいこうというもの。
上越線の教科書はインターネットでの
公開も予定されています。
SLかるた、上越線の教科書、走るSL教室などで郷土愛をはぐくみますまとめ
JR東日本高崎支社の鉄道体験から
地域理解を目的とした
鉄育いかがでしたか?
まずは第1弾
「『走れ教室』モニターイベント」が
どのように開催されるか気になりますね。
また、SLかるたや上越線の教科書など
どんな内容でどんなことが学べるのか、
いつ一般公開されるのかが楽しみです。
鉄育が、どのように
発展していくのか目が離せません。